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保証に関する意見書(全青司・3)

全国青年司法書士協議会 民法(債権関係)改正に関する意見書より

「保証」(3)

第3 問題点の現状分析
4 法があえて会社に人格を与える意味がない。
 法が会社に人格を与えているのに,代表者を保証人とすることを取引の条件に置くことは,事実上,法人格否認の論理による効果と同じ効果を設定することになる。本来,法人の取引は,法人の責任の範囲で解決することが大原則であり,これを代表者にまで及ぼすべきではない。

5 商工ローン,サラ金問題における保証人
 SFCG(旧 商工ファンド)やロプロ(旧 日栄)などの商工ローンでは,債務者となるべき者の信用状態が悪くても,親族,友人,知人などを保証人にさせることで,あえて債務者の返済能力を超える融資を行い,利息は取れるだけ債務者から絞り取り,いったん履行遅滞に陥ったら,元本は保証人から一括して回収するというスキームが日常的に行われていた。
 また,一部のサラ金では,お互いに知らない関係の顧客を相保証させることを新たな融資の条件としている。
 こうしたことは,保証制度があるから起こり得る醜悪な関係であり,例えばこれを債権者が意図して,連帯債務に置き換えることは困難と思われる。

6 以上は,自然人保証の法的,社会的構造を分析し,その構造上の問題点を指摘したものである。したがって,仮に,断る自由のある保証人,保証人としての利益のある保証人が存在したとしても,そのことが全体としての現状の問題を解決する有効な鍵とはならない。
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Author:hosyouhigai
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